介護休業給付 67%に引上げ方針

厚生労働省は、介護休業給付の給付率を現在の40%から67%へ引き上げる方針を示した。

来年の通常国会で雇用保険法の改正を目指すとしており、67%に引き上げられれば育児休業給付の給付率と同じになる。総務省の調査では、過去5年で40万人以上が介護や看護を理由として離職しており、約239万人が介護を行いながら働いている。

なお、現在の介護休業取得率は男性が3.5%、女性が2.9%となっている。