医師団体が「障害年金ガイドライン案」の見直しを申入れ

障害年金の支給・不支給判定に関するガイドライン案について、全国の精神科医でつくる「精神科七者懇談会」は、障害基礎年金を受給している精神・知的・発達障害者の約1割が支給停止・減額になるおそれがあるとの推計を取りまとめ、厚生労働省に柔軟な対応を申し入れた。

同省では新しいガイドラインを来年1月から導入する方針だったが、見直しを求める声の高まりを受け一部修正を検討しており、導入は来春にずれ込む見通しとなっている。
〔関連リンク〕
 精神・知的障害に係る障害年金の認定の地域差に関する専門家検討会
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-nenkin.html?tid=246772